時は平安――
かぐや姫が月に還り百年の月日が経とうとしていた。
しかし京では、
燃やされた不死の薬が出回り人々に混乱が渦巻いていた。
不死の薬は『還丹(かんたん)』と呼ばれ
密かに人々の手に渡っていた。
服用した者は、不死の代償に生命を殺し喰らう化け物
『月妖』に成り果てた。
帝は月妖退治を陰陽寮に一任し、
陰陽師たちは月妖の封印と調査を進めていた。
ある日、主人公(プレイヤー)は
父の月妖化をきっかけに、とある事情から10人の陰陽生の
月妖退治に協力することになる。
――化物が蔓延る京で彼らを救えるのか――